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【新NISA 2026】「オルカン一択」はもう古い?インド株と「未成年NISA」が変える最強ポートフォリオ

【新NISA 2026】「オルカン一択」はもう古い?インド株と「未成年NISA」が変える最強ポートフォリオ

はじめに

「新NISA、とりあえずオルカン(全世界株式)に入れておけばいいんでしょ?」

2024年の制度開始時は、その考えが正解でした。しかし、2026年の今は少し状況が異なります。 米国株の歴史的な高値更新と、それに伴う「割高感」への懸念。そして、新たな成長エンジンの台頭。

今回は、2026年の市場環境に合わせた「アップデート版・最強ポートフォリオ」と、今年から始まる注目制度について解説します。

1. コア資産:「オルカン」の王座は揺るがない

Scrabble tiles spelling ETF on a wooden surface with blurred green background. Photo by Markus Winkler on Pexels

まず結論から言うと、ポートフォリオの核(コア)となる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の優位性は2026年も揺らぎません。

楽天証券やSBI証券のランキングでも依然として1位を独走中です。 理由はシンプルで、**「究極の分散」**だからです。 米国がこけても、他の国がカバーする。この安心感は、20年〜30年の長期投資において何よりも重要です。

迷ったら、つみたて投資枠の8割はこれで埋めてOKです。

2. サテライト戦略:FANG+から「インド株」へ

Close-up of 50 euro banknotes with a digital stock market chart on a tablet, depicting financial growth. Photo by Jakub Zerdzicki on Pexels

変化が起きているのは、残りの2割〜3割を使ってリターンを狙う「サテライト枠(主に成長投資枠)」です。

2024年〜2025年は、GoogleやAmazonなどに集中投資する「FANG+」が人気でした。 しかし2026年現在、多くの投資家が資金をシフトさせているのが**「インド株(Nifty50など)」**です。

なぜ今、インドなのか?

  • 人口ボーナス: 中国を抜いて世界一の人口大国となり、労働力が潤沢。
  • GDP成長率: 7%台の高成長を維持。
  • 割安感: 米国テック株に比べて、まだ長期的上昇の余地が大きい。

「米国の次はインド」。このナラティブ(物語)に乗る投資家が急増しています。

3. 2026年の目玉:「未成年NISA」の衝撃

Cute pink piggy bank isolated on white background representing savings and finance concepts. Photo by Ann H on Pexels

そして今年、制度面で最も大きいニュースが**「つみたて投資枠の対象拡大(未成年)」**です。

かつての「ジュニアNISA」の実質的な復活とも言えますが、今回はより使いやすく進化しました。

  • 対象:18歳未満(親が代理運用)
  • 枠:年間60万円程度(議論中)
  • 非課税期間:無期限

これにより、「教育資金」を貯める手段として、学資保険ではなく「親が運用するインデックスファンド」が最適解になりつつあります。 「子供が生まれたらすぐVTI(全米株式)」、これが2026年の親の常識です。

4. 2026年版・最強ポートフォリオ案

これらを踏まえた、2026年の理想的な配分案がこちらです。

【安定成長型】

  • オルカン (80%):土台。
  • インド株 (10%):成長のスパイス。
  • 日本・高配当株 (10%):円安対応&キャッシュフロー。

【積極投資型】

  • S&P 500 (60%):依然として米国の強さを信じる。
  • FANG+ (20%):AIバブルの残存利益を狙う。
  • インド・ベトナム株 (20%):新興国ドリーム。

まとめ

2026年の投資キーワードは**「脱・米国一点張り」**です。 米国株は依然として強力ですが、それだけに依存するのはリスクが高まっています。

インドという新しいエンジン、そして家族全員で枠を使い倒す制度改正。 これらをフル活用して、資産形成のスピードを一段階上げましょう。