Tech

【2026年レビュー】Xiaomi Mesh System BE3600 Proは「格安Wi-Fi 7」の決定版か?ゲーマー視点で徹底検証

【2026年レビュー】Xiaomi Mesh System BE3600 Proは「格安Wi-Fi 7」の決定版か?ゲーマー視点で徹底検証

1万円で「Wi-Fi 7」の世界へようこそ

Yellow torn paper revealing 'Off price' for sale and discount promos. 「Wi-Fi 7、気にはなるけど3万円も出せないよ…」 そんな我々の救世主となるのが、Xiaomi Mesh System BE3600 Proです。

なんと実売価格は1万円以下(セール時は8,000円台も!)。 他社がエントリーモデルでも2万円前後する中で、この価格設定はもはや「バグ」レベルです。

でも、安かろう悪かろうでは? 今回は、スペック表には載っていない「リアルな使い勝手」を、特にゲーマーとスマートホームオタクの視点から掘り下げます。

1. 速度と遅延:クラウドゲーミングは快適か?

A sleek WiFi 6 router with antennas and cable on a wooden desk, perfect for modern home networks. Photo by Pascal 📷 on Pexels

カタログスペックの「最大3.6Gbps」なんて数字はどうでもいいんです。 重要なのは**「遅延(Ping)」と「ジッター(揺らぎ)」**です。

実際にGeForce NowとPS5のリモートプレイでテストしてみました。

  • ダウンロード速度: 文句なし。2.5GbEポートのおかげで、光10G回線の恩恵をしっかり受けられます。
  • Ping値: 平均8ms前後(有線バックホール時)。Wi-Fi 7の「MLO(マルチリンク動作)」のおかげか、電子レンジ使用時でも通信が途切れにくいのが印象的でした。

ただし、FPSガチ勢には注意点も。 このルーター、6GHz帯には非対応です。マンション住まいで2.4GHz/5GHzが混雑しまくっている環境だと、期待したほどの「低遅延革命」は感じられないかもしれません。

2. VR/AR性能:「Air Link」の実力

Hands holding smartphone with Meta Threads logo on screen, Meta branding in background. Photo by Julio Lopez on Pexels

Meta Quest 3(または4)を無線でPCに繋ぐ「Air Link」。ここでルーターの真価が問われます。

結論から言うと、**「専用レーンを作れば最強」**です。 Xiaomi Homeアプリから「ゲーム専用モード」をオンにし、VRヘッドセットを優先デバイスに設定すると、ビットレート200Mbps張り付きでも遅延なく快適に動作しました。

ただ、ここでも6GHz帯がないのが惜しい。近所のWi-Fi干渉を受けると、一瞬カクつく場面がありました。こればかりは物理の壁です。

3. 「2026年」を見据えたスマートホームハブ

地味ですが最強の機能がこれ。 **「Bluetoothメッシュゲートウェイ機能」**の内蔵です。

Xiaomiの温度計やスマートプラグなど、Bluetooth接続のIoTデバイスを、このルーターが勝手にクラウドに繋いでくれます。 わざわざ別途ハブを買う必要がありません。

2026年には「Matter」対応デバイスがさらに増えているでしょう。 このルーターは、単なる通信機器ではなく、家の「司令塔」になるポテンシャルを秘めています。

4. アプリの使い勝手と「Xiaomiアカウント」

設定はスマホアプリ「Mi Home / Xiaomi Home」で完結します。 PC不要で、NFC搭載スマホならルーターにかざすだけでWi-Fi接続できる機能は、来客時にドヤ顔できる神機能です。

しかし、注意点も。 「Xiaomiアカウント」が必須です。 初期設定時に必ずログインを求められます。「ルーターはローカルだけで運用したい」というプライバシー重視派には、ここが最大のハードルになるかもしれません。

Web管理画面もありますが、機能は最小限。細かいパケットフィルタリングやVPN設定をゴリゴリいじりたい玄人には物足りないでしょう。

まとめ

Xiaomi Mesh System BE3600 Proは、**「80点のWi-Fi 7体験を、30点の価格で提供する」**モンスターマシンです。

  • 買いな人: コスパ重視、スマホで設定完結したい、IoTデバイスが多い
  • 見送るべき人: FPSガチ勢(6GHz必須)、ルーター設定マニア

「とりあえずWi-Fi 7にしてみたい」という入門機としては、これ以上の選択肢は2026年現在でも存在しません。 浮いたお金で、新しいゲームでも買いましょう!